OTHERSIDE速報|アザ速

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メタバースMMORPG「OTHERSIDE」での稼ぎ方・収益化方法

OTHERSIDEはBAYC(Bored Ape Yacht Club)やCrypt Punksを運営するYuga Labsが手掛けるメタバースプロジェクトです。Web3技術を用いることで数千人規模のプレイヤーが同じ空間に集まる事ができるため、従来よりも大規模なMMORPGメタバースになるということもあり注目されています。今回は、そんなMMORPGメタバース「OTHERSIDE」の特徴を踏まえて稼ぎ方を予想しました。


OTHERSIDEの特徴

OTHERSIDEの現在わかっているメタバースの特徴、3つを紹介します。

MMORPGメタバース


引用画像:OthersideMeta Twitter
OTHERSIDEはWeb3に対応したMMOPRGメタバースになります。MMORPGとは「大規模多人数同時参加型オンラインRPG」の略称で、複数のプレイヤーが同じ空間で一緒に遊ぶことができるゲームです。

他のプレイヤーとコミュケーションをとったり、パーティーを組んでクエストをクリアする、巨大なボスを大人数で協力して討伐する、他のプレイヤーとのPvP(対人戦)要素など、内容はゲームによって様々です。従来のメタバースは数十人~数百人単位でしか同じ空間に存在できませんでしたが、OTHERSIDEでは数千人規模のプレイヤーが1つの空間でメタバースを楽しめます。

メタバースなどのオンライン上で人とコミュニケーションをとれるコンテンツは、コンテンツ自体の面白さはもちろん大事ですが、それ以上にプレイヤーの数が重要です。プレイヤー数が少ないと出来ることも限られてしまうのですが、数千人規模のプレイヤーが同時に同じ空間に集まれるなら、様々なイベントの開催や思いがけない出会いなど、大規模ならではの楽しみ方が生まれてくるでしょう。
 

人気のNFTをメタバースに持ち込める


Enter the Otherside
OTHERSIDEではBAYCやCrypto Punksなど、Yuga Labsが運営するNFTなどを、3Dモデル化してメタバース内に持ち込みアバターとして使用することができます。これに関しては【OTHERSIDEで使用できるNFTアバター】で詳しく解説しています。
 

クリエイションツールODK


THE OTHERSIDE LITEPAPER:THE ODK
OTHERSIDEにはODK(Otherside Development Kit)というクリエイションツール機能が備わっています。ODKを使用することでアバター・建造物・アイテムなど相互運用可能なコンテンツを作ることができ、OTHERSIDE内だけでなくImprobableの開発している、M2という基盤技術を使用した互換性のあるメタバースなどでも使用できる予定です。
 


OTHERSIDEでの稼ぎ方・収益化方法

メタバースでの収益化方法はいくつも考えられますが、ゲームシステムに依存する部分もあります。また、Web3が発達することで新しい稼ぎ方も生まれるかもしれません。ここでは、他のメタバースも参考にして基本的なメタバースでの稼ぎ方を紹介いたします。

プレイヤーとしての稼ぎ方

リリース前なので詳細は不明ですが、MMOPRGメタバースでの稼ぎ方とシステムを予想すると、数千人規模のプレイヤーが同じ空間でプレイできるという事は、プレイヤー数に応じてゲーム内でのアイテムや通貨の需要が生まれるということです。

一般的にMMORPGでは、プレイヤーによってサーバー毎の文化や物価が作られていきます。プレイヤーが活発なサーバーは物価が高騰しやすく、PvPのシステムが導入されているとその差は顕著に現れます。ただ、OTHERSIDEはブロックチェーンの技術が使われるため、相互運用が可能なのでサーバー間における物価の違いは生じないかもしれません。そうなると大規模なプレイヤー数によるアイテムや通貨の需要による収益化方法が、一般的になるのではないかと思われます。

ダンジョンやモンスターから得られるアイテムなどを売る、需要が増えそうなアイテムを事前に予測して集める、場合によっては価格上昇を見越して買占める人も出てくるでしょう。そうして稼いだゲーム内通貨を換金するという流れが一般的になると予想されます。現に同じようなシステムを採用している「Play to Earn」は多く存在し、プレイ時間を確保できる人にとっては、大きな収入源となりそうです。
 

クリエイターとしての稼ぎ方

ODKというクリエイションツールで、メタバース内のアイテムを制作し販売することによる収益が見込めます。また、アイテムだけでなくその製作図を販売することも考えられるので、クリエイティブな事が得意な人はメタバース内で物づくりをして収益を上げることもできるでしょう。メタバースで有名なThe SandboxにはVox Editといわれるツールが用意されており、制作したアイテムはNFTとしてマーケットプレイスで売買可能となっています。


The Sandbox ― VoxEdit
 

NFTで稼ぐ

OTHERSIDEは土地自体がNFTになっていたり、アバターとしてNFT各種をメタバース内へ持ち込むことができます。それ以外にもゲーム内アイテムなどもNFT化されたりもするかもしれません。OTHERSIDEの人気が上がればそれらのNFTの価格も上昇する可能性があるため、購入時の価格より高い値段で売ることで、売却益を得ることが可能になります。


opensea:Otherdeed for Otherside
 

ApeCoinで稼ぐ

OTHERSIDEでは、仮想通貨のApeCoinが使用されます。ApeCoinはガバナンストークン・ユーティリティトークンとしての役割りを持っており、OTHERSIDEのメタバース内で使用される基軸通貨になると思われます。メタバースやブロックチェーンゲームでは2種類のトークンが発行される場合が多く、ゲーム内のみで使用できるトークンとゲーム外でも使用できるトークンが存在します。

OTHERSIDEで2種類のトークンが発行された場合、ApeCoinはメタバース外でも使用できるトークンに該当します。メタバース内でのみ使用できるトークンは、アバターの装備やアイテムなどの購入など利用方法は様々ですがゲーム外には持ち出すことはできません。メタバース外でも使用できるApeCoinは換金することができ、逆に購入したApeCoinをメタバース内に持ち込む事も予想されます。OTHERSIDEのプレイヤーが増え、ApeCoinの流動性が高まればおのずとその価値も上がっていくことが予想されます。


ApeCoin
 

メタバースの土地で稼ぐ

OTHERSIDEではOtherdeedといわれる土地NFTがあります。Otherdeedにはレアリティが存在し、所有することで資源を得る事ができゲーム内で様々な用途に使用できます。メタバース内の土地を所有すると様々なメリットがあり、人気のメタバースの土地は高値で取引されています。The SandboxやDecentralandでは、自身の所有する土地に独自のゲームを作ってプレイ料金を徴収する、イベントなどを開いて入場料で収益を得る、さらには土地を貸し出してレンタル料を取るなどして収益化できる仕組みをとっており、今後OTHERSIDEでも同様の仕組みが導入されるかもしれません。


Welcome to Decentraland:Places Overview
 

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実際サービス開始されないとわからない部分も多いですが、Web3メタバースでの新たな収益化方法に期待です。またサービスが盛り上がれば盛り上がるほど、NFTや仮想通貨の値上がりもありえそうです。