OTHERSIDEで使用できるNFTアバター
OTHERSIDEでは、開発会社のYuga Labsの発行・管理しているNFTコレクションのBAYCなどの他にも、アバターとして使用できる予定と発表されているものがいくつかあり、公式サイトの記載は以下のようになっています。
All BAYC, MAYC, BAKC, and CryptoPunks holders will be provided with Otherside-ready 3D models of their NFTs at game launch, available as playable characters. Meebits are coming too, and will be provided with any updates required to make them adventure-ready in Otherside. For everyone else, you’ll be able to import and create your own characters via the ODK.
3Dモデルの提供とアバター利用可能なプロジェクト
BAYC (Bored Ape Yacht Club)
https://opensea.io/collection/boredapeyachtclub
BAYC (Bored Ape Yacht Club)は類人猿をモチーフにしたコレクティブNFTです。2021年4月にOpenseaで販売開始され、世界中で注目を集めています。その要因としては、有名な著名人が購入していることや、所有者だけが入れる会員制コミュニティがあること、取引額がかなり高額であることが挙げられます。この価格高騰のきっかけはNBAのステフィン・カリー選手が購入したことだとも言われています。その他にもマドンナ、エミネム、スヌープ・ドッグなども購入しています。
MAYC (Mutant Ape Yacht Club)
https://opensea.io/collection/mutant-ape-yacht-club
MAYC (Mutant Ape Yacht Club)は、BAYCから派生して作られた姉妹コレクションです。類人猿のデザインのBAYCが突然変位したというモチーフになっています。このプロジェクトは、2021年の8月にBAYC所有者に対しての特典として、無料でエアドロップされたSERUMS(M1、M2、M3の三種)を使用することで、類人猿の見た目がかわり新たなNFTを手に入れることができるというものでした。M3を使用して生成されたMAYCは、Mega Mutant Apeと呼ばれ、数の少なさからも非常にレアリティの高いNFTとされています。
BAKC (Bored Ape Kennel Club)
https://opensea.io/collection/bored-ape-kennel-club
BAKC (Bored Ape Kennel Club)とは、BAYCの所持者に配布された、BAYCの相棒の犬としてデザインされているNFTで、その種類は9602種類です。BAKCは、MAYCとBAYCと同じYuga Labsが運営なのもあり、あわせて所持しているとApeCoinのエアドロップ時に、もらえるトークン量が増えるというメリットもありました。
CryptoPunks
https://opensea.io/collection/cryptopunks
CryptoPunksとは、イーサリアムで初めて作られたNFTです。24×24の8ビットスタイルのピクセルアートで、種類は1万種類あります。デザインはエイリアン・サル・ゾンビ・女性・男性からなる5つのタイプがベースになっています。2017年6月にリリースされたときには、10000点のNFTは合計で約18万4千ETH(約5億800万ドル)の価値がつきました。こちらも大手企業のVISAや著名人が購入していることでも注目されています。元々はLarva Labsが運営・管理していたが、2022年3月にYuga Labsが知的財産権などを取得している。
アバダー利用可能なプロジェクト
Meebits
https://opensea.io/collection/meebits
Meebitsとは、CryptoPunksを作ったLarva Labsが2021年5月に発行したNFTプロジェクトです。ボクセルデザインによる3DキャラクターのNFTなので、コレクションや2次販売をする以外に、対応するメタバースやNFTゲームでアバターとして使用することができます。人間、ブタ、ゾウ、ロボット、ガイコツ、観光客、解剖の7週類のキャラクター属性があります。その属性によって希少価値が異なり、中でも一番希少価値の高いものは「解剖」で5つしか発行されていません。こちらも元々はLarva Labsが運営・管理していたが、2022年3月にYuga Labsが知的財産権などを取得しています。
ODKを介したインポートで利用できそうなプロジェクト
※公式サイトの画像に掲載されているため、概ね対応されると思われる。
CrypToadz
https://opensea.io/collection/cryptoadz-by-gremplin
CrypToadzとは、名前からも推測することができる通り、CryptoPunksからインスピレーションを受け匿名アーティストであるGremplinによって作成されたもので、6969種類の8ビットスタイルのヒキガエルで構成されています。CrypToadzはストーリーがあるのも特徴で、簡単に説明すると「Gremplinという邪悪な王様がおり、その王様はメタバース内のCrypToadzを支配しています。支配から解放すべくみんなでNFTを購入しよう」というものになっています。
Noun
https://opensea.io/collection/nouns
Nounは32×32ピクセルの8ビットスタイルで、ロボットのようなキャラクターのNFTです。このNounの大きな特徴は毎日新しい1つのNFTがオークション形式で出品されていることです。多くのNFTは1万点など発行数が決まっているため有限であるのに対して、このNounは数に限りがありません。またDAOとして管理・運営されていて、1人1人のNFT所持者に様々な提案や、決定に際して参加する権利が与えられています。
Cool Cats
https://opensea.io/collection/cool-cats-nft
Cool Catsとは、猫をモチーフにデザインされたNFTプロジェクトです。全部で9999種類となっていて、BAYC、CryptoPunksについで史上3番目に2次流通最低価格が10ETHを超えたプロジェクトです。Cool Catsの特徴は、衣装、顔の表情、顔の色などのデザインがあらかじめ、10段階評価がされていることです。また、Cool Catsは得た収入を動物愛護団体や子供の飢餓対策、救助犬団体への寄付などの社会活動も行っています。
World of Women
https://opensea.io/collection/world-of-women-nft
World of Womenとは、「アートを通じて女性に力を与え、多様化を促進すること」をコンセプトとしているNFTです。そのため、販売された利益の2.5%が女性のNFTアーティストを支援する活動資金として利用されています。女性アーティストを支援したいというコンセプトが明確でかつ、実践されていることから人気を集めています。また、所有者に知的財産権を譲渡する形なので、所有作品を使って2次創作などをすることもできます。
このように、Yuga Labsの運営しているNFTはもちろんのこと、他のNFTキャラクターもアバターとして使用できるというところが、OTHERSIDE魅力の1つだと思います。